こんにちは。
大相撲夏場所が中止になりましたね。
楽しみにしてましたが残念ですね・・・相手が新型コロナウィルスじゃ仕方ありませんね。
相撲関係の記事という事で、四股名を並べました。
四股名
もともとは醜名と書いた。この場合の「醜」とは「みにくい」という意味ではなく、「逞しい」という意味である。いつからか四股と相まって「四股名」と当て字で書かれるようになった。しこ名と書かれることも多い。
分類
自然現象などに由来
四股名
由来
備考
谷風梶之助 山谷風
雷電為右エ門 雷
稲妻雷五郎
大砂嵐金崇郎 砂嵐 本名:シャーランへの当て字でもある
郷里の地名、名所などに由来
四股名
由来
備考
常陸山谷右エ門 常陸
栃木山守也 栃木
琉王優貴 琉球
鷲羽山佳和 鷲羽山
大雪嶺登 大雪山
水戸泉政人 水戸
星誕期偉真智 タンゴ
星安出寿保世 アンデス山脈
戦闘竜扁利 セントルイス
把瑠都凱斗 バルト海
琴欧洲勝紀 欧州
白露山佑太 ロシア
露鵬幸生
隠岐の海歩 隠岐諸島
御嶽海久司 御嶽山
本名および本名の一部改名
四股名
本名
備考
大内→大内山 大内平吉
成山 成山明
安念→安念山 安念治 現役晩年は羽黒山を名乗る
明歩谷→明武谷 明武谷清
長谷川 長谷川勝敏
金城 金城興福 現役晩年は栃光を名乗る
輪島 輪島博 四股名の下の名前は大士
出島 出島武春
垣添 垣添徹
高安 高安晃
阿覧 アラン・ガバライエフ
山本山 山本龍一
琴勇輝 榎本勇起
明生 川畑明生
石浦 石浦将勝
遠藤 遠藤聖大
大輝 中村大輝 現在の四股名は北勝富士
宇良 宇良和輝
竜虎 川上竜虎
木崎海 木崎伸之助
恩人の名前、母の旧姓などに由来
四股名
由来
備考
前田山英五郎 自身を救った医者(前田和三郎)から
吉葉山潤之輔 自身を救った医者(吉葉庄作)から
五十嵐敬之助 自身の後援者の名前から
寺尾常史 自身の母親の旧姓から
轟亘 自身の後援会会員の名前から 現役晩年は本名の牧本英輔を名乗る
英乃海拓也 大学時代の相撲部監督、母親の名前、師匠の現役時代の四股名から1字づつ取った
朝乃山英樹 高校時代の相撲部監督の名前から 富山、人間山脈、太刀山なども理由。
無病息災を願った四股名
四股名
由来
備考
増健 膝が悪いため怪我をしないように 晩年は本名の柳川信行を名乗る
栃ノ巌 怪我が多いので体が丈夫になるように 引退時は栃栄篤史を名乗る
春日錦孝嘉 上半身に比べ下半身が弱いため足腰をしっかりするように名前部分を本名(孝洋)の読みのまま改名
古典文学などに由来
四股名
由来
備考
双葉山定次 栴檀は双葉より芳し
男女ノ川登三 筑波嶺の 峰より落つる男女川 恋ぞつもりて 淵となりぬる(百人一首)
大鵬幸喜 荘子逍遥遊より
大受久晃 論語衛霊公より
歴史上や同時代の著名人・著名団体に由来
四股名
由来
備考
大瀬川半五郎 清水一家の侠客・大瀬半五郎より
前田山英五郎 下の名前の部分が幕末の侠客・大前田英五郎に因んだ
維新力浩司 維新軍の長州力に因んだ
貴景勝光信 上杉景勝に因んだ
若隆元渡 毛利三兄弟(毛利隆元・吉川元春・小早川隆景)に因んだ
若元春港
若隆景渥
実在・架空の動物に由来
四股名
由来
備考
鳳 鳳凰
天竜 竜
大麒麟 麒麟 これ以前は麒麟児を名乗る
猛虎浪 虎
白馬 白馬
若兎馬 赤兎馬
師匠や先輩の四股名から文字を受け継ぐなど
四股名
受け継がれた四股名
備考
栃錦清隆 栃木山-大錦
玉乃海太三郎 玉ノ海
玉の海正洋 玉乃海
北の富士勝昭 千代の山
千代の富士貢 千代の山-北の富士
千代大海龍二 千代の富士
千代大龍秀政 千代大海
双羽黒光司 双葉山-羽黒山
若の里忍 若ノ花-隆の里
母校に由来
四股名
母校名
備考
栃栄 埼玉栄高等学校
豪栄道
朝青龍明徳 明徳義塾高等学校
豊響 響高等学校
栃飛龍 飛龍高等学校
玉ノ洋 東洋大学 晩年は玉乃島新を名乗る
大道 葛飾区立大道中学校
タニマチに由来
四股名
タニマチ
備考
開隆山 開隆堂出版
高見盛 日本盛
敷島 敷島製パン
力真 りきしん人形
貴源治 龍神総宮社(創立者・辻本源治郎)
部屋ごとに四股名に決まった文字をつける例四股名の初めの文字の例
部屋名
文字
備考
出羽海部屋 「常」「常陸」「出羽」
立浪部屋 「立」
春日野部屋 「栃」
佐渡ヶ嶽部屋 「琴」
片男波部屋 「玉」
旧二子山部屋 「若」
旧間垣部屋
旧花籠部屋
二所ノ関部屋 旧松ヶ根部屋も使用
西岩部屋
友綱部屋
(10代友綱時代) 「魁」
浅香山部屋
旧放駒部屋 上記2部屋とは別系統
安治川部屋 「陸奥」 3代安治川時代に使用
「安」 4代安治川時代に使用
伊勢ヶ濱部屋
(9代伊勢ヶ濱時代) 「照」
旧大島部屋 「旭」
友綱部屋
(11代友綱時代)
中川部屋
追手風部屋 「大(翔)」「追風」
時津風部屋 「時(津)」「双」
旧井筒部屋 「鶴」
陸奥部屋 「星」 7・8代陸奥時代に使用
「霧」 9代陸奥時代に使用
高田川部屋
(8代高田川時代) 「前」
九重部屋 「千代」
「千代大」 14代九重時代に使用
八角部屋 「北勝」「保志」
高砂部屋 「朝」 旧若松部屋も使用
「富士」 旧富士ヶ根部屋より使用
旧三保ヶ関部屋 「増」
旧鳴戸部屋 「隆」
境川部屋 「佐田」 9代時代の出羽海部屋でも使用
木瀬部屋 「木瀬」 別系統の旧木瀬部屋でも使用
「肥後」 熊本県出身力士のみ使用
千賀ノ浦部屋 「舛」 19代千賀ノ浦時代に使用
「隆」 20代千賀ノ浦時代に使用
錣山部屋 「寺尾」
旧田子ノ浦部屋 「久」「碧」
旧貴乃花部屋 「貴」 旧藤島・二子山部屋も使用
朝日山部屋 「朝日」
鳴戸部屋 「欧」
四股名の終わりの文字の例
部屋名
文字
備考
立浪部屋 「浪」
入間川部屋 「司」
尾車部屋 「風」
旧伊勢ヶ濱部屋
(5代-8代伊勢ヶ濱時代) 「瀬川」
旧桐山部屋
伊勢ヶ濱部屋
(9代伊勢ヶ濱時代) 「富士」 旧安治川部屋時代も一時期使用
九重部屋
(12代九重時代)
式秀部屋 「桜」
山響部屋
(旧北の湖部屋時代も含む) 「湖」
旧鳴戸部屋 「里」
四股名の初め・終わりどちらにも使われる文字の例
部屋名
文字
備考
立浪部屋 「羽黒」
「豊」 7代立浪時代に使用
玉ノ井部屋 「東」
時津風部屋 「豊」
追手風部屋 「翔」
旧春日山部屋 「春日」
武蔵川部屋 「武蔵」
「武」 14代時代は四股名の初めのみ使用
二子山部屋
(14代二子山時代) 「雅」
多くは部屋の名前あるいは師匠や創設者の現役名に由来する。この中で八角部屋の「保志」は師匠の本名であり、このような例は現代では稀である(ただし師匠北勝海は関脇まで本名で取っていた)。また錣山部屋の「寺尾」は師匠の現役時代の四股名ではあるが、元々の由来は寺尾の母親(14代井筒夫人)福薗節子の旧姓である(節子の父寺尾政喜も力士ではあったが四股名は「加賀錦」で、「寺尾」を名乗った場所はない)。片男波部屋の「玉」もその由来を辿ると二所ノ関部屋の開祖である5代二所ノ関夫人の名(おたま)にまで遡る。旧国名そのものである「出羽」、「武蔵」などのほか、「栃」(栃木山守也・栃木県)、「旭」(初代旭國・旭川市)、「琴」(初代琴錦・琴弾八幡宮)など、現在では部屋伝統のイメージとして定着している文字には元来は地名由来であったものも多い。
佐渡ヶ嶽部屋や高砂部屋(旧若松部屋)などのように、入門からしばらくは「琴今野」「朝酒井」のように「(部屋の文字)+本名」を名乗らせ、ある程度地位が上がって(例えば幕下に上がる・関取になるなど)初めて四股名を名乗らせる習慣を持つ部屋もある。逆に伊勢ヶ濱部屋(旧安治川部屋)のように原則として序ノ口から「安(安治川部屋時代)」または「富士(安治川部屋初期および伊勢ヶ濱部屋時代)」のつく、本名を含まない四股名をつける部屋も存在する。また、高田川部屋は当時の高田川親方(元大関前の山)が2006年1月場所で「日本人にとって太郎は大切な名前。国技の中で、この名前を大事にしていこうという者がいてもいいだろう。」という理由から、所属力士の多くが下の名を師匠の現役時代と同じ「太郎」に改名した。
部屋に代々伝わるゆかりの四股名
部屋名
四股名
備考
伊勢ノ海部屋 「柏戸」「藤ノ川」「四ツ車大八」
高砂部屋 「小錦八十吉」「朝潮(朝汐)太郎」「高見山」
井筒部屋 「西ノ海嘉治郎」「源氏山」「逆鉾」「星甲」
二子山部屋
(10代・11代二子山時代) 「若乃花」「貴乃花」
出羽海部屋 「両國(国)梶之助」「出羽の花」
時津風部屋 「豊山」
これらの名はある程度番付を上げないと襲名を許されないことが多く出世名と呼ばれる。「若乃花」は、当初大ノ海の花籠親方が自分の若い頃の四股名(若ノ花)を弟子に名乗らせたものだが、その弟子が横綱初代若乃花となり独立して二子山部屋を興したため、二子山部屋の四股名となった。同様に、柏戸剛、高見山大五郎がそれぞれ独立して部屋を興して以降、本家の部屋では柏戸、高見山を名乗る力士は登場していない。また「豊山」は一般的に初代 とされている豊山勝男から「新潟県出身」で「東京農業大学相撲部出身」が襲名の条件とされている。
詳しく知りたい方は、こちら↓。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9B%E8%82%A1%E5%90%8D
「ウィキペディア」より。